
「腕時計を右手に着けてるんだけど”マナー違反だから左手に着けなさい。”って指摘された。」
「腕時計は左利きでも右手に着けなきゃマナー違反なの?」
「腕時計を右手に着ける明確な理由が知りたい。」
この記事ではこんな悩みを解決します。
まず、腕時計は左手に着けるのが一般的です。
しかし、普段から腕時計を右手に着けている人も少なからずいます。
そんな人は
「なんで右手に腕時計を着けてるの?」
「普通は左手でしょ。」
「マナー違反だよ。」
などの言葉を投げかけられた事があるかもしれません。
そんな時「自分は○○な理由で右手に着けている。」という具体的な理由があれば、相手も自分も納得できます。
そして、この記事を読めば「右手に腕時計を着ける具体的な理由」がわかります。
私は腕時計の販売員として数多くのお客様の悩みを、接客を通して解決してきました。

ぜひ最後までご覧ください。
【結論】腕時計を右手に着けるのはマナー違反ではない

結論として、腕時計を右手に着けるのはマナー違反ではありません。
そして、マナー違反ではない理由もあります。
ここでは「腕時計を右手に着けるのはマナー違反ではない」ということの理由について解説します。
マナーというより「実用性」の問題
結論から言うと、腕時計を右手に着けるのはマナーの問題ではなく、実用性の問題です。
そもそも多くの腕時計は、リューズが右側に設計されています。


これは、右利きの人が左手に時計を着けたまま右手で操作しやすいように作られているためです。

かつて主流だった機械式時計は、針を動かすためにゼンマイを巻く必要がありました。
そのため、右利きの人が作業しやすいように「左手に着けるのが便利」という流れが定着したのです。
右利き中心の実用的な理由があるだけで、右手に着けること自体がマナー違反ではないのです。
腕時計を右手に着ける理由6選

前述通り、腕時計を右手に着けるのはマナー違反ではありません。
そもそも、右手に腕時計を着けるのは人それぞれに理由があるのです。
ここでは、右手に腕時計を着ける理由を6つ挙げていきます。
①左利きだから
当たり前すぎて申し訳ないんですが、そもそも左利きであることが理由です。
左利きの人にとって、左手は最も頻繁に使う“利き手”です。
そこに腕時計を着けてしまうと、「書く・持つ・つかむ」といった動作がしにくくなります。
右手に着けることで腕時計をキズつけにくく、日常動作もスムーズに行えるというメリットがあります。
左利きの人にとって右手に腕時計を着けるのは、マナーではなく実用性に基づいた判断なのです。
②リューズが手の甲に当たるのがイヤ
右手に腕時計を着けることで、手の甲にリューズが食い込むのを防げます。
腕時計は右手で操作しやすくするため、右側にリューズを配置しています。
このせいで、手をついたり物を支えたりするときにリューズが手の甲に食い込んでしまいます。

僕の体感として、これが理由で右手に腕時計を着けていた人は多かったように思えますね。
右手に着けるとリューズの位置が内側(腕側)にくるため、手の甲に当たらず快適に使えるのです。
③有名人からの影響
右手に腕時計を着ける人の中には、自分の好きな有名人などから影響を受けているケースもあります。
■右手に腕時計を着けている有名人の例
- 木村拓哉
- 佐久間大介(Snow Man)
- 陣内智則
- 大竹一樹(さまぁ~ず)
- マイケル・ジャクソン
- デビッド・ベッカム
彼らのスタイルは多くの人に影響を与え、「憧れの人と同じように身につけたい」という気持ちからマネする人が一定数います。
右手に腕時計を着けることは単なる実用性だけでなく、他人からの影響で選ぶこともあるのです。
④スマートウォッチを快適に使うため
スマートウォッチの利便性を重視して、右手に着ける人が増えています。
理由は、駅の改札にあるタッチ決済機能を使うためです。
左手に装着していると支払い時に腕をひねるような動作が必要になり、スムーズな通過が出来ません。

スマートウォッチを快適に使うために右手を選ぶ人が増えているのは、現代ならではのスタイルといえます。
⑤腕時計を目立たせるため
右手に腕時計を着ける最大の魅力は、動作の多い利き手だからこそ時計がより目立つことです。
右利きの人が右手に腕時計を着けると、身ぶりやジェスチャーのたびに自然と視線を引きやすくなります。

特に、ファッションの一部として存在感を出したいときに効果的です。
「アクセサリーとしての時計を強調したい人」にとって、右手に着けることは最適な選択です。
⑥ケガの治療・リハビリで着けられない
左手を骨折したり、ケガをして時計が着けられなくなったパターンもあります。
リハビリや治療中に時計を身につけたい場合でも、右手なら支障なく使えます。
このように、ケガによる一時的な対応として右手に着けるケースもあるのです。
腕時計を右手に着けるとマナー違反になるシーン

右手に腕時計を着けるのはマナー違反ではありませんが、注意が必要な場面は存在します。
ここでは、腕時計を右手に着けるのに注意が必要な場面について解説します。
厳格なルールのある職場
厳格なルールが定められている職場では、腕時計の着用位置にも一定の基準が設けられていることがあります。
「公務員 」「金融機関」などのフォーマルな職場では、右手に腕時計をつけると「服装規定に反している」と判断されることもあります。

職場のイメージや統一感を保つため、左手着用を求めるケースが多いのです。
せめて勤務中だけでも、左手に着けておく方が安心です。
相手の価値観に合わせる
ビジネスや冠婚葬祭など、人と接する場では相手の価値観に気を配ることも大切です。
年配の方や保守的な考えを持つ相手に対しては、右手に腕時計をつけることで「非常識」と受け取られる可能性もあるのです。
相手に合わせて左手に着けかえるなど、柔軟に対応することが望ましいです。
マナーとは「相手目線の思いやり」とも言えるため、相手への敬意を優先する姿勢が印象を良くします。

腕時計を右手に着ける場合、リューズが右側に付いているなどで、どうしても不便を感じてしまいます。
しかし、腕時計には「レフトハンドモデル」という物が存在するのです。
レフトハンドモデルの特徴
・通常の腕時計はリューズが3時位置についているが、レフトハンドモデルは逆側の9時位置についている
・生産数が少ないので希少性が高い
・人と違う腕時計を着けたいという人にも需要がある
ここでは、「レフトハンドモデル」の代表的なモデルを6点ご紹介します。
ロレックス「GMTマスターII レフティ」
掲載サイト:https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E3%83%AC%E3%83%95%E3%83%86%E3%82%A3/558929/tg1006037/
ロレックスの「GMTマスターII Ref. 126720VTNR」は、2022年に発表されたレフティモデルです。
このモデルは、リューズが9時位置、デイト表示も9時位置に配置されています。
ムーブメントにはCal. 3285を搭載し、グリーンとブラックのツートンベゼルも特徴的です。
パネライ「ルミノール レフトハンド」
パネライの「ルミノール レフトハンド」は、ブランドの歴史と深く関わるモデルです。
イタリア海軍特殊潜水部隊が、左腕にコンパスなどの計測機器を装着するため、右腕に時計を着ける必要性から誕生しました。
パネライのアイコンである、大型のリューズプロテクターごと9時位置に配置されていることが最大の特徴です。
このユニークな設計は、右腕着用時に最高の機能性を発揮し、人とは違う個性を主張します。
タグホイヤー「モナコスティーブ・マックイーン」
掲載サイト:https://item.rakuten.co.jp/marutaki/48630/
タグホイヤーの「モナコ クロノグラフ キャリバー11」は、1969年に誕生した世界初の自動巻きクロノグラフの一つです。
映画『栄光のル・マン』で俳優スティーブ・マックイーンが右腕に着用したことで知られています。
このモデルの復刻版である通称「スティーブ・マックイーン」モデルは、初代モナコのデザインを踏襲し、リューズを9時位置に配置したレフティ仕様となっています。
ジン「EZM3」
掲載サイト:https://sinn-japan.jp/product/ezm3/
ジン(Sinn)の「EZM3」は、ドイツ警察特殊部隊のために開発されたミッションタイマーです。
リューズを9時位置に配置した左リューズ仕様であることで、任務中に銃火器などの機材を扱う際、リューズが引っかかるなどの操作ミスを防ぐため、という徹底した実用主義に基づいて設計されています。
80,000A/mの高い耐磁性能や、除湿機構などのジン独自のテクノロジーも搭載されたプロフェッショナルな一本です。
チューダー「ぺラゴス」
掲載サイト:https://www.tudorwatch.com/ja/watches/pelagos/m25610tnl-0001
チューダーの「ぺラゴス LHD(レフトハンド・ドライブ)」は、左利きダイバーのために設計されたプロ仕様のダイバーズウォッチです。
軽量なチタンケースを採用し、500m防水やヘリウムエスケープバルブを装備。
ヴィンテージ調の夜光塗料や、偶数日が赤で表示される「ルーレット」デイトも特徴的な本格派モデルです。
シチズン「プロマスター」
掲載サイト:https://item.rakuten.co.jp/star-mart/ny0098-84e/
シチズンの「プロマスター」の一部モデルは、リューズを8時位置に配置することで、快適な操作性を実現しています。
例えば「NY0098-84E」などがあります。
このダイバーズウォッチはISO規格をクリアした本格仕様で、水中での高い視認性を誇ります。
まとめ:右手に腕時計を着けるのはマナー違反ではなく、特有のメリットもある

今回の記事をまとめます。
・腕時計を右手に着けるのはマナー違反ではない
・右手に腕時計を着けるのは左手より実用的な面もある
・操作性も求めるなら「レフトハンドモデル」もある
右手に腕時計を着けるのは少し目立つので、他人から指摘を受けることもあるでしょう。
しかし、決してマナー違反ではなく、むしろ合理的な面も存在するのです。

「マナー違反ではない」「自分はこんな理由で着けている」という点を抑えたうえで、引き続き右手での着用を楽しんでください。
今回は以上です。



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