高級時計店に来店するときのマナーを元販売員が3つのポイントに分けて徹底解説

マナー
悩んでいる人
悩んでいる人

「高級時計店の来店マナーを知りたい」
「高級料理店みたいに服装や振る舞いのルールとかあるの?」
「初めてだと不安だからマナーを知って来店へのハードルを下げたい」

この記事ではこんな悩みを解決します。

誰もが一度は高級時計を持つことにあこがれると思います。

コウセイ
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最近では資産運用も兼ねて、若年層でも高級時計を購入する人が増えているようです。

しかし、カジュアルなお店ならともかく高級時計店となると一気に敷居が高くなる印象です。

高級料理店のドレスコードや、立ち振る舞いのマナーがあるのかなど不安に感じると思います。

最初に言っておくと、多少の注意点はあれどそこまで厳格なマナーは存在しません

とはいえ、守るべきマナーがある事も確かです。

この記事では、高級時計店に来店する際のマナーについて「服装」「試着」「時計の扱い方」の3つのポイントに分けて解説していきます。

この記事を読めば高級時計店に関するマナーや来店時の注意点がわかります。

高級時計店への不安を無くして、来店へのハードルを下げましょう。

ぜひ最後までご覧ください。

高級時計店の服装マナー

まず来店する際に気になるのが、来店する際の服装です。

高級時計は値段の幅が広く、数十万円から高額になると数千万円もする世界です。

そんな超高額な商品を取り扱うお店に行くのに、ラフな格好でも問題ないのでしょうか。

ここでは、高級時計店の服装マナーについて解説します。

服装はラフでもOK

高級時計店に来店する際のドレスコードはなく、服装はラフでも問題ありません

多くの高級時計店では、服装によって接客可否を判断することはありません。

これは、国産ブランドでも世界的ハイブランドでも共通です。

コウセイ
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たとえばカジュアルな服装で来店し、数百万円のモデルを購入する方も実際にいらっしゃるようです。

検討している時計の価格帯や雰囲気に合わせた服装を意識すると、より購入後のイメージが持てます。

アクセサリー類は来店前に外しておく

高級時計店では、試着前に手首周辺のアクセサリーを外しておくのがマナーです。

ブレスレットやバングル、指輪などの金属製アクセサリーは、試着時に時計のケースやバンドに当たってキズを付けてしまう恐れがあります。

事前に外しておけば、店員さんも安心して試着をススめられます。

大切な商品を守る配慮が、高級時計店でのマナーと言えます。

高級時計店で試着するときのマナー

高級時計は前述の通り、非常に高額です。

なので、試着する際はお客側に心がけるべきマナーがあります。

物が物だけに、ここが一番注意しなければいけないポイントと言えます。

このマナーは、特に念頭に置いておきましょう。

出してもらうのは3本まで

高級時計店で試着をお願いする際は、一度に出してもらう本数は3本までにしましょう。

試着前には、ショーケースから時計を出し、専用トレーの上に並べて見せてもらいます。

トレーの大きさには限りがあり、時計同士がぶつからず安全に置けるのは多くの場合3本が限界です。

迷っている時はたくさんのモデルを比較したくなりますが、商品への配慮を優先して3本までにしましょう。

腕時計の着け外しは店員さんに任せる

試着するときは自分で時計を着けず、店員さんに全て任せましょう

キズのリスクもですが、革バンドのモデルだとシワが付いてしまうので試着で腕に巻かないこともあるのです。

コウセイ
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これは私がいた職場でもそうでした。少し単価の高いモデルは腕に巻かず、手首に乗せるだけにしてましたね。

もし自分で着けて大幅なシワが出来てしまうと、その商品のその後の販売に支障をきたしてしまいます。

どうしても合わせたいときは、手首の上に乗せるだけにしましょう。

高級時計店で時計を扱うときのマナー

高級時計店の商品は非常に高額です。

試着も含めて、自分で時計に触るときには守るべきマナーがあります。

そんな、時計の扱い方に関するマナーを把握しておきましょう。

最後の項目は特に注意が必要です。

強い衝撃を加えないように注意する

とにかく商品を丁寧に扱うようにしましょう。

高級時計の大半は機械式で衝撃に弱く、強くぶつけたり落としたらキズだけでは済まない可能性もあります。

そうなると、最悪の場合は買取となる可能性もあります。

試着中は必ず専用トレーの上で扱い、硬いテーブルやガラス面の上で直接操作しないようにしましょう。

故障やキズを防ぐため、お客側も細心の注意を払う必要があります。

時計を操作するときは店員さんに許可を得てから

時計を操作する際は、必ず店員さんに許可を得てから行うのがマナーです。

コウセイ
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特に「日付を調整する」といった操作は、方法を誤ると機械にダメージを与えます。

他にも、手巻き時計で過度に巻き上げればゼンマイを傷める恐れがありますし、逆回転など誤った操作は歯車の破損につながることもあります。

正しい扱い方を確認してから触れることが、高級時計店での腕時計マナーの基本です。

時計を置くときはリューズを上に向ける

高級時計を置く際は、リューズを上向きにして横置きするのがマナーです。

リューズが下向きのままだと、押し込まれて変形する危険があります。

リューズは「巻き芯」というパーツを通じて機械内部に直結しているので、繊細で注意が必要です。

試着後に何気なく置くのではなく、向きを意識するだけでリスクは大きく減らせます。

時間に余裕を持って来店する

高級時計店へ行く際は、できるだけ時間に余裕を持つのも1つのマナーです。

腕時計は購入して終わりではなく、機能や正しい取扱方法の重要な説明やバンド調整などがあります。

もし時間に余裕がない状態で来店してそれらを省いた場合、使用後の不具合や最悪故障のリスクもあるのです。

高級時計店では“時間の余裕”も大切なマナーとなるのです。

スマホや磁気製品を絶対に近づけない

高級時計店で試着する際は、スマホや磁気製品を時計に近づけてはいけません

スマホや磁気製品を近づけると「磁気帯び」を起こし、時刻が大幅に遅れるなど精度不良の原因になります。

磁気帯びとは?
時計が外部から強い磁気を受けると機械部分に不具合が発生し、時計の遅れや停止につながること。例えばクオーツ時計なら、電力を磁力に変換するパーツが強い磁気を受けると針が止まってしまう。デジタル時計は問題ない。

磁気帯びするもの
・スマホ、タブレット端末などのスピーカー部分
・健康磁気アイテム(ネックレス、ブレスレットなど)
・カバンの留め具

クォーツ式ならほとんど問題ありませんが、機械式は磁気帯びしたらほぼ1発アウトです。

コウセイ
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軽度であれば一時的に遅れや進みが生じる程度ですが、強く磁気帯びすると修理しない限り正常に戻らない場合もあります。

スマホや磁気製品はカバンやポケットに入れて出さないなど、対策をしましょう。

高級時計店のマナーについて気になる他の疑問【元販売員が解説】

「服装や試着、時計の取り扱い全般に関してはわかったけど、他にも守るべきマナーはあるの?」と疑問に思う方もいるかと思います。

ここでは、前述した3つのポイント以外のマナーについて元時計販売員の私がリサーチと経験に基づいて解説します。

来店したら必ず買わなきゃダメ?

高級時計店に入店したからといって、必ず購入する必要はありません

腕時計は数十万〜数百万円する高額商品です。

簡単に即決できるものではなく、お気に入りの1本が見つかるまでじっくり検討するのが当然だからです。

お店側もその前提を理解しています。

コウセイ
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限定商品でお店に来る前から購入が決まっているなどではない限り、購入の無理強いなんてしませんし思ってません。

実際に比較検討したうえで、納得できなければ購入せず退店して問題ありません。

腕時計をスマホで撮影してもいい?

スマホでの撮影は必ず店員さんに許可をもらいましょう。

これは高級時計店のみならずどこでも常識かもしれませんが、こと時計に関しては前述した「磁気帯び」のリスクがあるのです。

時計に近づけて撮影すると、磁気帯びして修理になるリスクがあります。

時計を撮影したい場合は店員さんに許可をもらったうえで

・トレーに置いて離して撮影する
・腕に着けた状態で撮影したいなら誰かに撮ってもらう

などで、物理的に離して磁気帯びのリスクを無くしましょう。

まとめ:高級時計なのでとにかく商品を大事に!

今回の記事をまとめます。

・服装はラフでもいいがアクセサリー類はせめて試着前には外しておく。
・高級時計は機械式が多く色々デリケートなので基本的に取り扱いは店員さんに任せる。
・一度の試着は3本までで着け外しは自分でしない。

高級時計なので、やはり商品そのものにフォーカスしたマナーが中心です。

コウセイ
コウセイ

ぜひマナーを身につけたうえで来店し、自分だけの1本を見つけ出してください。

今回は以上です。

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