「転職を考えてるんだけど、面接に適した腕時計を知って少しでも転職が成功する確率を上げたい！」
転職や就活の面接を控えた多くの人が、腕時計に関するマナーで迷いがちです。
私も販売員時代に「面接でどーゆー時計を着けたらいいかわからない！」というお客様を何人も接客しました。
本記事では元時計販売員の管理人が「面接にふさわしい腕時計」のマナーを、選び方のポイントやオススメブランドと共に解説します。
これを読めば、「どんな時計なら安心して面接に臨めるか」がハッキリします。
面接に腕時計を着けるのはマナー違反？
そもそも「面接の最中に腕時計をするのはマナー違反ではないか？」という声もあります。
ここでは、その疑問を解消していきます。
マナー違反ではないが着けた方が好印象
結論から言えば、面接で腕時計をしていないこと自体が即マイナス評価になるわけではありません。
ただし、以下の様な印象を持たれてしまうかもしれません。
「社会人としての基本的な身だしなみができていない。」
「え！スマホで時間の確認をしてるの？」
「時間管理のスキルが疑わしいな。」
採用後の不安を抱かせるケースもあるため、基本的には腕時計を着用しておくのが安心です。
会社や業種によって服装のマナーは違いますが、面接では”模範的な社会人”でありましょう。
「面接で腕時計いらない」説はなぜ生まれた？
以下のような風潮が原因であると思われます。
・携帯電話やスマホがあるから腕時計はいらない
・職種の多様化で仕事の服装もカジュアルなものが増えた
・リモート面接が増えた
しかし、リモート面接やカジュアルな職種であっても社会人としての常識は必要です。
“腕時計はいらない”と断言するのは、さすがにリスクが高いと言えるでしょう。
面接でマナー違反にならない腕時計のデザイン3選
面接でマナー違反にならない腕時計を「文字盤の色」「外装の素材」「ケースサイズ」に分けて解説します。
文字盤の色：白・黒・ネイビーなどの落ち着いた色
文字盤の色は「白・黒・ネイビー」などの落ち着いた色を選びましょう。
文字盤の色が派手だと、思った以上に目立ちます。
これらの色なら、まず面接担当の方に対して悪い印象にはなりません。
外装の素材：シルバーの「ステンレス」か「チタン」
ケースやバンドの素材は、シルバーの「ステンレス」か「チタン」なら問題ありません。
大半のフォーマル時計はこれらの素材で出来ていますが、加工がしやすくて安価なステンレスの方が多く出回っています。
ツヤの少ないチタンならなお良いですが、ステンレスでも全く問題ありません。
ケースサイズ：スーツの袖に収まる薄型ケースが理想
ケースのサイズは厚みが10㎜以下、幅が38～40㎜が理想です。
セイコーやシチズンなどの国産時計ならまず大丈夫です。
舶来ブランドやダイバーズウオッチなどは大きいサイズ感になるので、できれば避けましょう。
面接にふさわしい国内の腕時計ブランド【メンズ・レディース】
ここでは面接に着けても問題ない腕時計ブランドを、国内メーカーにしぼってメンズ・レディース別に紹介します。
男性におすすめの腕時計ブランド3選
男性にオススメのブランドは以下になります。
SEIKO SELECTION（セイコーセレクション）：SEIKO（セイコー）
CITIZEN COECTION（シチズンコレクション）：CITIZEN（シチズン）
OCEANUS（オシアナス）：CASIO（カシオ）
元販売員の目線で1つずつ解説します。
SEIKO SELECTION（セイコーセレクション）：SEIKO（セイコー）
✅ 最もメジャーな国産ブランド
✅ 安心と信頼のクオリティが1万円台から
✅ シンプルなデザインが豊富
「迷ったらセイコー」と言われるほど、就活やビジネスシーンの定番ブランド。
実際に”人生で最初のビジネスウォッチ”としてSEIKOを選ぶお客様は多かった印象です。
中でも「セイコーセレクション」は、派手さを抑えたシンプルなデザインと手の届きやすい価格帯が魅力です。
1本は持っておいて損がないベーシックなモデルです。
CITIZEN COECTION（シチズンコレクション）：CITIZEN（シチズン）
✅ シンプルかつスマート
✅ 洗練されたデザインなのに価格は良心的
✅ 男女ともに使いやすいモデル多数
シンプルかつスマートなデザインのシチズンコレクション。
クセのない洗練されたデザインは、“堅実な印象”を与えたい面接の場にぴったりです。
販売員として毎日いろんな時計に触れた僕から見ても、シチズンの時計は洗練されたスマートな印象です。
面接先がお堅い職種で、少しでもカジュアルな印象を排除したい人には特にオススメです。
OCEANUS（オシアナス）：CASIO（カシオ）
✅ CASIOの技術力を活かした機能性
✅ ドレッシーとカジュアルの高次元な融合
✅ 若いビジネスマンに人気のネイビー系が多数
ワンランク上を狙うなら、カシオの「オシアナス」がオススメです。
・電波ソーラー
・GPS衛星電波
・Bluetoothリンク
・チタン素材
・ザラツ研磨
・サファイアガラス
・薄型ケース
他にも数多くの技術と機能アリ
上記の様に、オシアナスは非常に多くの機能を持ち合わせています。
少しカジュアルですが、定番のモデルやシンプルめのデザインを選べば問題ありません。
高機能なうえに軽くて着け心地バツグンのオシアナスは、採用後の業務においても活躍してくれること間違いなしです。
女性におすすめの腕時計ブランド3選
女性にオススメのブランドは以下になります。
LUKIA（ ルキア）：SEIKO（セイコー）
XC（クロスシー）：CITIZEN（シチズン）
SHEEN（シーン）：CASIO（カシオ）
男性と比べてデザインが多様になるのでオシャレ感を出せますよ。
LUKIA（ ルキア）：SEIKO（セイコー）
✅ オフィス〜プライベートまで幅広く使える
✅ ドレスウォッチだけど可愛いデザイン
✅ 自分でバンド調整できるのもポイント
「カジュアル」と「上品」を、バランスよく見せたデザインが魅力のセイコーのLUKIA（ルキア）。
視認性の高い文字盤に主張しすぎないデザインは、面接の場でも問題なく着用できます。
「らくらくアジャスト」という、自宅でもバンド調整できる道具が必ず付いてるのもポイントです。
XC（クロスシー）：CITIZEN（シチズン）
✅ 知的で落ち着いた印象を与える控えめなデザイン
✅ エコ・ドライブ（ソーラー機能）搭載で電池交換不要
✅ レディース時計ブランドでトップクラスの売上
CITIZENのXC（クロスシー）は、非常に洗練されたデザインのレディース時計です。
エコ・ドライブをはじめとした実用性に加え、無駄をそぎ落としたデザインはビジネスシーンで高く評価されています。
量販店で時計の販売をしていた時はXCの売上に驚きましたね。
SHEEN（シーン）：CASIO（カシオ）
✅ 目立たず好印象を与えるシンプルフェイス
✅ムダのないデザインは肌なじみが抜群
✅ リーズナブルでも安っぽく見えない仕上がり
CASIOが展開する「SHEEN」は、とにかくシンプルさが魅力です。
カシオならではの品質と実用性はそのままに、シンプルで柔らかなデザインを追求されています。
「派手さはいらないけど少し自分らしさも加えたい」という方にオススメです。
【元販売員が解説】就活・転職面接の腕時計でよくある質問Q&A
アップルウォッチは絶対NG？
はい！やめましょう！笑
まずそもそもですが、アップルウォッチは「腕時計」ではなく「デバイス」です。
スマホやタブレット端末と同じなので、面接に持ちこむこと自体マナー違反といえます。
例え面接に行く会社の服装の規定がゆるくも、面接には面接に適した「腕時計」を着用しましょう。
ネイビーの文字盤は面接に合う？
問題ありません。
ただし水色など、同じブルー系でも明るめは避けましょう。
ネイビーなら落ち着いた色味なので、まず悪い印象にはなりません。
バンドは革か金属、どっちが正解？
どちらでもOKですが、革の場合は色に気をつけなければいいけません。
出来れば落ち着いた色味の「黒」か「ダークブラウン」の革バンドを着用してください。
金属はもしキズがかなり目立つようならバンド交換をオススメします。
時計屋さんに行けばバンドが置いてるので、購入すればその場で交換してくれますよ！
そもそも面接の場で時計は見てもいいの？
面接中に見るのはオススメしません。
あくまで面接時の服装マナーとして、腕時計の着用をしましょう。
時計を見るクセがあって怖い！という人は外しても問題ありません。
面接中にチラチラ時計を見てしまうよりかは100倍マシなので・・・。
面接の時計に100均や安物はアリか？
明らかに安っぽく見える時計は避けましょう。
100均の腕時計やプラスチック製のものは、さすがに信頼感を損なう可能性があります。
目安としては10,000円〜30,000円程度で、見た目に高級感があるものを選ぶのが理想です。
面接は準備してから臨むものなので、腕時計もそれなりのものを事前に用意しましょう。
まとめ｜迷ったら「シンプルで清潔感のある1本」を選べばOK！
今回の記事をまとめます。
文字盤の色：白・黒・ネイビーなどの落ち着いた色
外装の素材：シルバーの「ステンレス」か「チタン」
ケースサイズ：スーツの袖に収まる薄型ケースが理想
上記をベースに、オススメブランドから自分の理想を探してみましょう。
服装の一部である腕時計は、面接時の第一印象を左右するアイテムの1つです。
腕時計で合格・不合格が決まるわけではありませんが、印象を少しでも良くする面接対策として適切なデザインを選びましょう。
今回は以上となります。
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